オベールの頭蓋骨
[Le crâne d'Aubert]


オベールのもとに現れた聖ミカエルが、オベールの頭に指を差し入れている様子が描かれている。
『モン・サン・ミッシェル資料集成』 (12世紀中頃)


 オベールの遺骨とされる骨が見つかったのは,11世紀。 骨をこっそり盗んだ修道士べルニエの独居房においてだった。 頭蓋にあいた穴は大天使の指の跡とされるが、メロヴィング朝時代に行われていた穿頭術によるものかもしれない。


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