美し青きドナウ [An der schönen, blauen Donau]
演奏:マントヴァー二
作曲:ヨハン・シュトラウス2世
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https://arisada.wjg.jp/central_europe/The_Beautiful_Blue_Danube.html
19世紀のウィーンで活躍し "ワルツの王様" と称される作曲家ヨハン・シュトラウス2世が1867年に作曲したもので、"オーストリアの第2の国歌" と讃えられている。 その人気は高く、世界的にもワルツの代名詞として広く知られている。 もともとは1866年のプロイセンとの戦争に敗れ、意気消沈するウィーンの人々を元気づけるために作曲されたものであった。 1867年のウィーン男声合唱団を伴った初演時には、この曲に対する聴衆の反応は冷たいものであったが、その後、管弦楽用に書き改め、合唱団を伴わずにパリ万博 (1867年7月) で演奏されたときには名曲として賞賛を浴び、ウィンナワルツの最高傑作とも称された。 曲名は、ハンガリーの詩人カール・イシドール・ベック [Karl Isidor Beck] の詩の最後の一行を取って、"美しく青きドナウ (のほとりで)" [An der schönen blauen Donau] と名付けられた。 |