歌劇 《ノルマ》 清らかな女神よ
[Norma: Casta Diva]



歌劇《ノルマ》 から 清らかな女神よ
作曲:ベルリーニ
歌:アントニエッタ・ステッラ (ソプラノ)
演奏:フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団・合唱団
指 揮:ブルーノ・バルトレッティ

『ノルマ』 (Norma) は、ヴィンチェンツォ・ベッリーニが作曲、1831年に初演された全2幕からなるオペラで、主役を歌うソプラノ歌手にとって最も難度の高いオペラの1つと考えられており、過去にはローザ・ポンセル、ジーナ・チーニャ、ジンカ・ミラノフ、マリア・カラス、ジョーン・サザーランド、モンセラート・カバリェなどが得意とした。
ソプラノのアリア「清らかな女神」(Casta Diva, カスタ・ディーヴァ)は特に有名であり、リサイタルなどで単独で歌われることも多い。 
1831年完成の 《ノルマ》 は、ベルリーニ 31歳のときの作品で、ベルリーニの代表作であると同時に、イタリア・オペラ史上でも稀に見る傑作といわれる2幕から成る作品。  紀元前30年頃のガリア地方 (現在の北部フランスあたり) を舞台に、ローマの総督ポリオーネとドルイド教の巫女ノルマ、そして別の巫女アダルジーザとの三角関係を描いた悲劇で、その第1幕第1場で歌われるノルマのアリア「清らかな女神よ」は、とくに有名なアリアと評されている。 圧政を強めるローマ軍へ反乱を起こそうとする教徒たちの前で、まだその時期ではな いという神のお告げを語り、満月に向かって「清らかな光で照らして下さい」と月の女神に祈りを捧げる。