狂詩曲《スペイン》 [España, rapsodie pour orchestre]

演奏:スイス・ロマンド管弦楽団
指揮:エルネスト・アンセルメ
作曲:エマニュエル・シャブリエ

2024年5月31日(金)10:00をもちましてURLは下記の通り変更になります。
https://arisada.wjg.jp/spain/Espana_rapsodie_pour_Orchestre.html

管弦楽のための狂詩曲『スペイン』 (España, rapsodie pour orchestre) は、エマニュエル・シャブリエが1883年に作曲した管弦楽曲で、シャブリエの作品の中でも特に有名で、広く知られている。 19世紀後半に活躍したフランスの作曲家エマニュエル・シャブリエ (1841〜1894) は、6歳からピアノを始め、神童と騒がれたが、普通の学校に通い、法律を専攻して内務省の役人になった。 その傍ら、彼は音楽も学び、30歳代になってから、作品を発表し始め、 1880年、39歳のときに役人生活に見切りをつけて音楽家の道に専念することを決意した。 そのきっかけは、 ワーグナーのオペラに感動したからだと云われている。 そのシャブリエ が1882年にスペインを旅した際、アンダルシア地方の踊りや歌に接して心を動かされ、その印象を描いたのが狂詩曲《スペイン》で、ホタマラゲー二ャといったスペイン舞曲の独特のリズムをバツクに、親しみやすいメロディーで、作製されている。 スペイン情緒を豊かに表現した、この作品を聴いて、スペインの大作曲家ファリャは「いかなるスペイン人も書けないほど見事だ」と、語ったと云われている。

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