スペイン舞曲集 第2番『オリエンタル』
[Oriental - Doce danzas españolas]

ピアノ演奏:アリシア・デ・ラローチャ
作曲:エンリケ・グラナドス

2024年5月31日(金)10:00をもちましてURLは下記の通り変更になります。
https://arisada.wjg.jp/spain/Oriental_Doce_danzas_espanolas.html

 エンリケ・グラナドス (1867〜1916) は、7歳年長のイサーク・アルベニスとともに近代スペイン民族主義音楽を確立した作曲家で、スペインの民謡や舞曲にプラスして、パリで学んだ印象派の音楽の要素も取り入れて、独特のスタイルを作り上げた。 ピアニストとしても一流の腕前を持っていただけに、ピアノ作品を多く書き残して いる。 その出世作とも言えるのが、12曲から成る「スペイン舞曲集」で、スペイン北部の民族舞曲を中心に南部のアンダルシア地方のそれも含め、それぞれ特色あるリズムで彩られた曲で纏められている。 その第2曲目が「オリエンタル」と題された曲で、「オリエンタル(東洋風)」とは8世紀から15世紀までスペインを支配していたイスラムのことを指している。 ただし、「オリエンタル」というタイトルはグラナドスが命名したものでなく、後に、楽譜出版社によって命名されている。

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