ピアノ演奏:アリシア・デ・ラローチャ
作曲:イサーク・アルベニス
2024年5月31日(金)10:00をもちましてURLは下記の通り変更になります。
https://arisada.wjg.jp/spain/Tango.html
1889~189O年頃に作曲された "組曲《スペイ ン(第2集)》" の第2曲〈タンゴ〉は、イサーク・アルベニス [Isaac Albéniz] (1860-1909) の作品の中でも最も知られている。 ハバネラ風の心地よい南国のリズムとメロディーに乗せた旅情あふれる人気の曲で、随所にほどこされた、なめらかな転調によつ て、聴く者を曲中に惹き込む、個性的な曲となっている。 ピアノ演奏者は、20世紀のスペインを代表するアリシア・ デ・ラローチャ。 因みに、タンゴと言えば、アルゼンチンが発祥の地と思われ勝ちだが、実は、18世紀後半にイベリア半島で発祥したある種のリズムの舞曲が、スペイン帝国の植民地政策によって、19世紀の後半、南米に輸出され、アルゼンチンのブエノスアイレスやウルグアイのモンテビデオ近郊のラ・プラタ川流域 (MAP) で発達し、世界へ広まった。 |