ツィゴイネルワイゼン [Zigeunerweisen]

演奏:マントヴァーニ
作曲:パブロ・デ・サラサーテ


2024年5月31日(金)10:00をもちましてURLは下記の通り変更になります。
https://arisada.wjg.jp/spain/Zigeunerweisen.html

 『ツィゴイネルワイゼン』(独:Zigeunerweisen)作品20は、スペイン生まれのヴァイオリニストであるサラサーテが1878年に作曲した管弦楽伴奏付きのヴァイオリン独奏曲で、1904年に本人が演奏したレコードが残されている。 幼い頃から才能を発揮し、天才ヴァイオリニストと称されていたサラサーテは、ハンガリーの民謡や大衆音楽の要素を取り入れ、ヴァイオリン演奏に技巧を凝らした演奏・作曲家として知られている。 派手で劇的でありながら、哀感を持ち合わせた技巧的なヴァイオリン曲は、数多の音楽家に影響を与えた。 日本の作家で明治から昭和にかけて活躍した內田 百閒(うちだ ひゃっけん)は、この曲からインスピレーションを受け、短編小説『サラサーテの盤』を書いている。
尚、ツィゴイネルワイゼンとは「ジプシー(ロマ)の旋律」を意味する。

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