アヴェ・マリア [Ave Maria](グノー)
リザ・オットー (ソプラノ) | ベルリン・ヘンデル合唱団 |
ベルリン放送交響楽団 | 指揮:ギュンター・アルント |
この曲は、1859年にシャルル・グノーがヨハン・ゼバスティアン・バッハの《平均律クラヴィーア曲集 第1巻》の「前奏曲 第1番 ハ長調」を伴奏に、ラテン語の聖句「アヴェ・マリア」を歌詞に用いて完成させた声楽曲。 「アヴェ・マリア」とはカトリック教会でのラテン語による祈りのことば「天使祝詞」のことで、聖母マリアを讃えている聖書ルカ伝から引用されている。 このことばを歌詞にして、シューベルト、ブラームス、ヴェルディ、そしてシャルル・グノー(1818〜1893)
などの作曲家が曲を付けているが、なんといっても広く親しまれているのがシューベルトとグノーの二つの「アヴェ・マリア」で、もともとはソプラノ、オルガンとオーケストラのために書かれたものだが、今ではピアノ伴奏で歌われたり、さまざまな楽器に編曲されたり、多彩なスタイルで演奏されている。 (グノーは19世紀後半に活躍したフランスの作曲家。) (Manual 再生) |