ヴィオレッタに捧げし歌
演奏:アルフレッド・ハウゼ/作曲:ジュゼッペ・ベェルディ

2024年5月31日(金)10:00をもちましてURLは下記の通り変更になります。
https://arisada.wjg.jp/france/Palais_Garnier.html

イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディが1853年に発表したオペラ《椿姫》の 第1幕への前奏曲 をべースに、1936年にタンゴの形にアレンジされた。 しかしこの曲はその後の1950年代になるまで広く世に知られることはなかった。 タイトルのヴィオレツタ*は《椿姫》に登場するヒロインの名前で、《椿姫》 は、19世紀のパリの社交界を舞台に華麗に繰り広げられる悲恋の物語である。 この曲の元となつたオペラ 《椿姫》など、数々の名作が演じられてきたのが、このパリのオペラ座。 因みに、ジュゼッペ・ヴェルディの肖像は1962年から1981年まで1000リレ(リラの複数形)紙幣の肖像に採用されていた。
(Manual 再生)

椿姫 (1936年の映画)

オペラでは、原作の『椿の花の貴婦人』という名前を用いず、「道を踏み外した女、堕落した女」を意味する「トラヴィアータ」というタイトルをつけた。 また、ヒロインの名前マルグリット・ゴーティエは「スミレ」を意味するヴィオレッタに、恋人の名前はアルマン・デュヴァルからアルフレード・ジェルモンに変更されている。


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