愛の歓び [Plaisir d'Amour]

歌手:ナナ・ムスクーリ
作曲:ジャン・ポール・マルティーニア
作詞:ジャン・ピエール・クラリス


2024年5月31日(金)10:00をもちましてURLは下記の通り変更になります。
https://arisada.wjg.jp/france/Plaisir_de_Amour.html

 作曲者マルティーニ (1741~1816) は、本名はヨハン・パウル・シュヴァルツェンドルフという生粋のドイツ人作曲家。 修道院のオルガン奏者を経て、フランスに渡り、このイタリア風の名前で活躍した。 記録によると1798年にパリ音楽院の監督に就任していることから、当時はそれなりに著名な音楽家だったと想像できる。 しかし今日ではこの〈愛の歓び〉ただ一曲のみが有名。 メロディはたいへん甘美で、タイトルもロマンティックだが、歌詞は愛する女性に裏切られた男性の、女々しい失恋歌となっている。 ”愛の歓びはひとときで、愛の苦しみは生涯続く” と歌っているので、本来は「愛の苦しみ」とでも言うタイトルにすべきだったのかも? エルヴィス・プレスリーの大ヒット曲〈好きにならずにいられない〉はこの〈愛の歓び〉が原曲。 ここで歌うはギリシャの歌姫ナナ・ムスクーリ原詩のフランス語で歌っている。
(Manual 再生)


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