聖母の御子 [El Noi de la Mare]
(カタルーニャ民謡)
ギター演奏:イョラン・セルシェル
編曲:リョベート
2024年5月31日(金)10:00をもちましてURLは下記の通り変更になります。
https://arisada.wjg.jp/spain/El_Noi_de_la_Mare.html
本名ミゲル・リョベート=ソレス [Miguel Llobet Solés] (1878〜1938) は、カタルーニャ地方のバルセロナ (MAP) 生まれ。 タレガに学び、独自の華麗で多彩な奏法を確立したギタリストで作曲家。 セゴビアが現れるまで最高のギタリストといわれ、同時に作曲にも才能を示した。 オリジナルのギター作品だけではなく、民謡や古典、更にはアルベニスやグラナドスなど、同時代の作曲家の作品をギター用に編曲し、自らのコンサートで積極的に披露した。 「聖母の御子」は、もとはカタルーニャ地方に伝わる美しい民謡で、スペイン中でよく歌われるクリスマス・ソングの1つとなっている。 「聖母マリアの可愛い御子 (キリスト) に何を差し上げましょう、クルミか干しぶどうか、 それとも干しイチジクか……」といった歌詞が付けられている。 なお、リョベートには故郷カタルーニャの民謡をもとにギター・ソロ用に編曲した全10 曲から成る「カタルーニャ民謡集」という曲集があるが、「聖母の御子」はこの曲集には含まれておらず、独立した1つの曲として、多くのギタリストがレパートリーに取り入れている。 |