アルプスの少女ハイジ [Heidi, Mädchen der Alpen]
作曲者: 渡辺 岳夫 作詞者: 岸田 衿子
タイトル | 歌手 |
♬ おしえて | 伊集加代子 & ネリー・シュワルツ |
♬ ユキとわたし | 大杉久美子 |
♬ 夕方の歌 | 大杉久美子 |
♬ アルムの子守唄 | ネリー・シュワルツ [Nelly Schwarz] |
♬ ペーターとわたし | 大杉久美子 |
♬ まっててごらん | 大杉久美子 & ネリー・シュワルツ |
オープニングテーマ 「おしえて」 作詞 - 岸田衿子 / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - 松山祐士 / 歌 - 伊集加代子&ネリー・シュワルツ(ヨーデル) 曲の始めに流れるホルンとハープの音色に続き、ヨーデルのコーラスに導かれて始まる。ハイジが大きなブランコで雄大なアルプスの山々を背景に漕いでいるシーンが出て来る。歌詞の中では、ハイジの日常生活での「なぜ、どうして」といった好奇心を、アルムの山で共に暮らすおじいさんに問いかける形の歌となっている。 録音は、日本での録音に、スイスで現地録音したヨーデルとアルペン・ホルンをミックス・ダウンするというものになっている。 当時の常識では、アニメ音楽の為に多額の費用をかけて海外録音をするというのは前代未聞だったと、本作品の担当音楽ディレクターだった木村英俊は後に語っている。当時、主題歌を制作したコロムビア社の経理部長は、木村に対して「スイスに遊びにいくんだろう」と毒づき、海外録音の経費を出す事を拒否した。 その為、木村は、自腹を切ってミキシング・エンジニアを連れてスイスに行かねばならなかった。 このようないきさつを経ながらも完成した、この曲は後述の通り大ヒットを記録し、件の経理部長はその後、木村と「なんでも相談を聞いてもらえる関係」になったという。 主題歌のシングルは日本で120万枚を売り上げ、ヨーロッパでもミリオンセラーになったという。 1974年の第2回FNS歌謡祭の特別賞を受賞した。 伊集加代子によるセルフカヴァー版(ヨーデル - トミー藤山 / 編曲 - 佐藤亘弘)も存在する。 2008年には、大橋のぞみがアルバム『ノンちゃん雲に乗る』でカバーした。 エンディングテーマ 「まっててごらん」 作詞 - 岸田衿子 / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - 松山祐士 / 歌 - 大杉久美子&ネリー・シュワルツ(ヨーデル) 『アタックNo.1』の主題歌収録時には大杉を厳しく指導した渡辺だが、本作品のレコーディング時には優しかったという。 大杉はこの歌を皮切りに「世界名作劇場」において、『ペリーヌ物語』まで5作連続で数多くの主題歌・挿入歌(『母をたずねて三千里』以外は全て渡辺岳夫・松山祐士コンビが作・編曲)を歌うことになった。 挿入歌 「ユキとわたし」 作詞 - 岸田衿子 / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - 松山祐士 / 歌 - 大杉久美子 ハイジ(杉山佳寿子)歌唱ヴァージョンも存在する。 「夕方の歌」 作詞 - 岸田衿子 / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - 松山祐士 / 歌 - 大杉久美子 ハイジが大好きな樅の木をはじめとする、様々な木々の梢の動き、アルプスの山並みに映える陽光、ヤギたちを連れて帰る夕方の光景を歌い上げた作品。 テレビ用1コーラスも存在する。 「アルムの子守唄」 作詞 - 岸田衿子 / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - 松山祐士 / 歌 - ネリー・シュワルツ 伊集加代子歌唱ヴァージョン(テレビ用1コーラス版とフルサイズ版)および、ネリー・シュワルツによるテレビ用1コーラス版も存在する。 「ペーターとわたし」 作詞 - 岸田衿子 / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - 松山祐士 / 歌 - 大杉久美子 出典:Wikipedia ![]() |
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出典:m-pine-m.com |