メヴラーナ・ジェラールッディーン・ルミ
[Mevlana Celaleddin Rumi]
2024年5月31日(金)10:00をもちましてURLは下記の通り変更になります。
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メヴラーナ(Mevlana) メヴラーナ ジェラレッディン ルミ(Mevlana Celaleddin Rumi)は、詩人かつ神秘主義的哲学者であり、宗教上の指導者としてその名を残しています。 1207年にアフガニスタンで生まれた後、1220年にコンヤ(Konya)に移り、1231年に宗教科学の学者としての地位を得た後、自分の知識や思想を多くの人達に伝えつづけました。 彼の教えにおいては、限りなく寛容で肯定的な理論、慈善と善良を擁護し、心の愛を自覚することを追求していたのです。 そして彼の目標は神と人間の心がひとつとなることだったのです。 そのためイスラム教という枠を越え、宗教が何であっても、どんな過去を持とうとも、全ての人を受け入れる精神を持っていました。 メヴラーナはメスンエヴィ (Mesnevi) と呼ばれる25,700詩もの書物 (全6巻) を書き上げ、哲学的かつ神秘的・精神的メッセージを含む、奥深い宗教的意味のある貴重なものとなりました。 メヴラーナは1273年にコンヤで逝去し、現在コンヤのメヴラーナ博物館内の石棺に眠っています。 彼の死後、彼を慕う使徒達 【 "メヴレヴィー" [Mevlevi] / "スーフィー" [Sufi] 】は、音楽とダンスによってメヴラーナの思想を表現しました。 但し、メヴラーナ自身がスーフィー教団の創始者であったことはなく、何がしかの教団に属していたという事実もありません。 メヴラーナによると、この世に存在するものは全て無限に回転 (循環) するものであると唱えました。 生命も電子も血も地球も全て回り続けます。 精神を無にして回りつづけることにより、神にさえ心が届くのです。 このダンスのことをセマ (Sema) と呼び、一般に 「回る修道僧」 として知られています。 |